審査員のシゲキックス、圧巻のパフォーマンス披露…「オンリーワンの自己表現を突き詰めるのが楽しい」
パリ五輪ブレイキン男子で4位に入賞した半井(なからい)重幸選手(22)(ダンサー名SHIGEKIX)が29日、兵庫県洲本市の市民広場で開かれた「ハイパー・ダンス・バトル」の審査員を務め、ステージで圧巻のパフォーマンスを見せた。
市が、地域おこしにダンスを活用しようと企画。半井選手はトークセッションで、ブレイキンの魅力について「無駄を省かず遠回りしながら好きなように練習して、オンリーワンの自己表現を突き詰めるのが楽しい」と語った。
半井選手はステージで技を披露。DJの音楽に合わせて、ダイナミックな動きと緩急のついた技を繰り出し、会場を沸かせた。
バトルは、トーナメント形式で、ブレイキンの15歳以下のソロ部門と3人組部門で開催。関西や四国を中心に、子どもから大人まで幅広い年齢層の約300人が参戦し、リズムに乗せて体を動かし、技を競い合った。