【JFL第22節プレビュー】J3ライセンス交付組どうしの上位直接対決も 首位高知は鈴鹿戦、2位栃木Cは新宿戦など
28日~29日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第22節の8試合が各地で行われる。 【JFL高知】山本志穂美社長が公表! 入場料収入1000万円まで残り「80万円強」 24日、JFLの7クラブが申請していた「2025シーズンJ3クラブライセンス」に関し、判定結果が公表され、7クラブとも「交付」に。当該クラブはJ3リーグ入会(※)へ一歩前進だ。 ◆「交付」 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点48 | +20 2位 栃木シティ | 勝ち点40 | +15 3位 ラインメール青森 | 勝ち点33 | +9 5位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点33 | +2 6位 レイラック滋賀 | 勝ち点32 | +12 7位 ヴィアティン三重 | 勝ち点31 | +2 14位 クリアソン新宿 | 勝ち点16 | -19 (※)成績面では「2位以内」がJ3入会への最低ライン。J3入会審査クリアを前提とした場合、優勝なら自動昇格、2位なら入替戦へ 14位新宿以外は成績面の充足に可能性を残す一方、上記のように、3位青森から7位V三重までは“瀬戸際”と言って差し支えない状況。そんななか、第22節では交付組どうしによる勝ち点「1」差の直接対決も…死闘が予想される。 ◆ヴェルスパ大分 vs レイラック滋賀 9月29日(日) 14:00キックオフ 日田市陸上競技場(大分県日田市) このカードが、その直接対決。両者とも残り10試合で、2位栃木CとV大分は勝ち点「7」差、滋賀は「9」差という状況。それも、栃木Cの消化が1試合少ない中での、この差である。 V大分と滋賀。現実的には、もはや勝ち点「3」以外は負けに等しく、ここで敗れようものならJ3への昇格争いから脱落すると見るべきか。ゼッタイに落とせない一戦である。 ◆栃木シティ vs クリアソン新宿 9月28日(土) 18:00キックオフ CITY FOOTBALL STATION(栃木市) こちらも交付組どうしの対決だが、栃木Cが入替戦圏につけ、新宿は残留争いという状況。7試合無敗と目下好調の栃木C…実は昇格まもない今季序盤戦で新宿に敗れているのだ。 新宿視点だと、今季唯一の複数得点が栃木C戦(第5節/2◯0)。そこから相手はJFLの土俵に馴染んだが、2戦2勝となるか。関東1部時代からのライバルに土をつける気概を、見せられるか。 ◆ヴィアティン三重 vs FCマルヤス岡崎 9月28日(土) 18:00キックオフ LA・PITA東員スタジアム(三重県員弁郡東員町) 一方、V三重は3試合未勝利となっており、前節はHonda FC相手に公式記録上でシュートゼロ。0-3の完敗を喫したなか、第22節は前半戦で勝利したマルヤスをホームに迎え入れる。 V三重については、ここまでのホームゲーム観客動員が「平均1902人」。“平均2000人”を視界に捉えるなか、V大分や滋賀と同じく成績面で瀬戸際…残りの全試合で勝利が欲しい。 ◆ラインメール青森 vs 沖縄SV 9月29日(日) 13:00キックオフ 新青森県総合運動公園球技場(青森市) 青森は現在3位も、2位栃木Cとは勝ち点「7」差。また“平均2000人”の到達も心配な状況ではあるが、とにかく前へ前へ。第22節は前半戦アウェイで敗れた沖縄とのリベンジマッチだ。 今季複数失点3試合の堅守軍団は、前節FWベッサ、FW村上弘有の得点源2枚が揃ってゴールを決め、逆転勝利。良い兆候である。またここからはホーム3連戦…観客動員含め、正念場だ。 ◆アトレチコ鈴鹿 vs 高知ユナイテッドSC 9月29日(日) 15:00キックオフ 上野運動公園競技場(三重県伊賀市) 首位高知は前節、“十八番”今季7度目の1-0勝ちが飛び出し、4試合ぶり白星。守備から流れをつくるチームとしては、この上ない勝ち方となり、第22節はアウェイで鈴鹿との対戦だ。 ポイントとしては、攻撃のバリエーションか。高知は24日、攻撃を司るゲームメーカー、MF佐々木敦河の骨折を発表。佐々木の不在下でも前節は勝利したが、今節やいかに。 ◆第22節 ▽9月28日(土) [13:00] Honda FC vs FCティアモ枚方 ソニー仙台FC vs ミネベアミツミFC [18:00] 栃木シティ vs クリアソン新宿 ヴィアティン三重 vs FCマルヤス岡崎 ▽9月29日(日) [13:00] ラインメール青森 vs 沖縄SV 横河武蔵野FC vs ブリオベッカ浦安 [14:00] ヴェルスパ大分 vs レイラック滋賀 [15:00] アトレチコ鈴鹿 vs 高知ユナイテッドSC
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