「ぼんぼり」で推し活? 桜の名所に「アイドル名」ずらり 応援広告“市場規模は377億円”試算も
平野紫耀さんのファン(40代) 「“聖地”に来たという気持ちで見たかったけどね」 ◇ こうしたなか、早くも来年の“計画”を練る人も。 会社員(30代) 「私も来年出してみたい」 ――どなたの? 会社員(30代) 「どなたのっていうか、うちの犬出したいけどいいですか?」
こうした動きについて、さくらまつりを主催する商店会は… 中目黒駅前商店街振興組合 本橋健明理事長 「2~3年前くらいから急に多くなったと感じている」 ――知らないアイドルも? 中目黒駅前商店街振興組合 本橋健明理事長 「たくさんいます。僕らはまったく知らない」 それでも“応援広告”がまつりの盛り上げに一役買っていると話していました。
一方、目黒川のぼんぼりを制作する業者には“意外”な悩みも…。 第一モール 盛川崇代表 「外国語の文字も多くなりましたし、特殊記号も多くなってます。1つ1つ手書きなので、表現するのが難しいと(名入れ業者から)聞いています」 韓国語などの発注も増え、制作には悪戦苦闘しているということです。
日本でも認知度が高まる“応援広告”。潜在的な市場規模は377億円(※ジェイアール東日本企画調べ)とも試算され、普段使う駅などに誰でも広告を掲載できるこんな取り組みも…。 ジェイアール東日本企画Cheering AD 河原千紘さん 「スマホからポチっと広告を買えるようになりまして、去年だけでも約1000団体の掲出のサポートをした」
広告代理店が間に入り、タレント事務所に画像などの使用許可まで取ってくれるこのサービス。気になるお値段は、広告形態や場所により異なりますが、B0サイズで1週間、6~9万円。大きめになると1週間30万円。 問い合わせも増加傾向で、屋外ビジョンや映画館の広告なども取り扱っているということです。