「女性と不倫関係だった」と岸和田市長謝罪「性加害はない」女性側と食い違う主張 説明責任果たしたのか?
■「女性の言い分と食い違いまだ納得できない」とジャーナリスト浜田氏の指摘
当初は否定していた不倫関係を認める会見となった。 関西テレビ 神崎博報道デスク:不貞行為は当初なかったと説明していましたが、きょう改めて、認めたというところです。今後、維新が『十分な説明なければ除名処分』の方針と決まっていましたが、この説明を聞いた上で、十分、説明責任を果たしたと理解するのかどうか。この週末に決まると思います。 市長は「女性と対等な付き合いだった」と言っているが、裁判所は「世間から見ると上下関係と言われても仕方ない」と指摘している。 番組コメンテーターの浜田敬子さんは次のように話す。 ジャーナリスト 浜田敬子さん:きょうの会見では、市長は『不貞関係はあったけど、性加害はない』と言ってるわけです。でも、女性の言い分と食い違っているわけです。こういった事件があった時に、やはり男性側の見方と、女性側の感じ方は全く違います。 ジャーナリスト 浜田敬子さん:特に今回の場合は、社会的上下関係があったわけです。市長は『合意があった』と認識していても、そうではないから被害届を出した可能性があるし、訴訟までしているわけです。これはすごく重く受け止めなければいけないし、やはりこの説明では、まだ納得できないところはありますね。 市長の説明を受けて、大阪維新の会がどう判断するのか注目される。 (関西テレビ「newsランナー」2024年12月6日放送)
関西テレビ
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