「女性と不倫関係だった」と岸和田市長謝罪「性加害はない」女性側と食い違う主張 説明責任果たしたのか?
■和解調書の前文を提示して会見 不倫関係認めるも性加害は否定
6日、女性側が出していた同じ和解調書の前文を提示して会見に臨んだ永野市長。 岸和田市 永野耕平市長:裁判所からは社会的な上下関係があったんじゃないかと言われています。私も人間関係としては、対等にお付き合いをしていたつもりですけど、和解する話し合いの中で、やっぱり上下関係あるんじゃないかとありましたので、上下関係の文言が入っています。上下関係がある中で不適切な交際をしていたこと、その後、紛争にいたり裁判になったことについて、謝罪をするべきということで、謝罪をしています。 (Q.性加害はあったのか?) 岸和田市 永野耕平市長:性加害はありません。 永野市長は女性との不倫関係は認めたが、これまでの主張どおり性加害については否定した。 岸和田市 永野耕平市長:相手を傷つけたとか、和解の500万円以外で相手に損害賠償しなければいけないということではないので、ご理解いただきたい。 (Q.女性に対してどう思っている?) 今ですか?今は一刻も早く、みんなが元の生活に戻ったらいいなと思ってますね。 (Q.不貞行為をしたことについては?) 極めて不適切だと思っています。これについては家族にしっかりと話して、市政については、これまで以上にしっかりやっていきたい。 (Q.これまで「不貞行為はない」などと説明の食い違う部分が多いが?) 内容について話せない中で、取材への対応でしたので、戸惑いがありまして。不貞行為については、自分に非があると思っていたが、内容に触れていくことになりますから、そこは言うわけにはいかない。ただうそを言うのもおかしい中で、自分としては答えを間違った。 今後の進退について永野市長は…。 (Q.維新が“除名処分”なら“辞職”は変わりない?) 岸和田市 永野耕平市長:そうですね、はい。しっかり説明していって、維新の除名処分がどうこうじゃなくて、今、大切なのは説明責任で、一応、僕としてはこれまでもずっと説明責任果たしてきたと思ってますけど、さらに説明責任を皆さんが思う形で果たしていきたい。努力をしていきたい一心ですね。 6日の会見で、どこまで市民への説明責任が果たせたのか、今後の動向が注目される。
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