横浜・山下ふ頭再開発検討委 「緑に囲まれた空間を創出」など答申案
tvkニュース(テレビ神奈川)
横浜市の山下ふ頭の再開発を検討する委員会の最後の会合が開かれ、緑に囲まれた空間を創出するなどまちづくりの方向性を示す答申案がまとまりました。 横浜市は、山下ふ頭にカジノを含む統合型リゾート=IRの誘致を計画していましたが、3年前に就任した山中市長が撤回したことから、再開発の計画を作っています。 最後となった9日の検討委員会で、これまでの協議をもとに、再整備に関する計画の答申案が提示されました。 その中で、臨港パークから山下公園にかけて緑化空間を創出することや、横浜港の歴史や横浜独自の都市文化を活かすことなど、方向性が示されました。 一方、委員からは「事業計画を検討する委員会に市民が参加することを答申案に明記すべき」といった意見がありましたが、多数決の結果、否決され、盛り込まれませんでした。 検討委員会はこれで6回にわたる会合を終了し、これまでの議論を踏まえて修正した答申を早ければ年内にも市に提出します。 山下ふ頭再開発検討委員会・平尾光司委員長 「市民の山下ふ頭に対する強い関心と高い期待を思いに、市民にとって豊かな山下ふ頭の再開発の計画が進ちょくすることを期待したい」
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