グラドル・杉原杏璃(42)、億単位の資産額も消えない不安「東京に住んでいると何億あっても足りないような気がする」
所属事務所が破産「ギャラも未払いが数千万ぐらいある」
タレント、そして投資家として順風満帆に進んでいたところ突如、2024年3月に所属していた芸能事務所「フィット」が破産。杉原も大きな損害を被ったという。 杉原:びっくりしました。私のギャラも未払いが数千万ぐらいあるんですけど、ある日突然だったので。もちろん社長からは電話ありましたけど、もう破産なので何もすることはできない。「お金を返すこともできないですし、何かをどうにかすることは一切できないので、破産管財人の方が入るので、自分たち(会社)は何もできません」というお話だったので。「何も当人同士とは話せません」みたいな状態なので、本当に何もできませんでした。ある日突然こういうことは皆さんにも起こり得るということなので、それを踏まえて人生のリスクヘッジが必要だなと改めて思いました。
「東京に住んでいると何億あっても足りないような気がする」数億貯めても消えない不安
「不安」を解消するためにはじめた投資。運良く成功した杉原は、「渇き」とも似た感情を抱えている。 杉原:エルメスを買ってやろうとか、ミシュランを全部制覇しようとか、最初はあったんですけど、それも年齢とともになくなりました。もう自分が持ってもしょうがないかなって思っちゃったんでしょうね。物を置くのが嫌いなので、家にあるのは少数精鋭でいいなって。自分の家を倉庫とかにしたくないし、コレクションの部屋にもしたくないので、少数精鋭で広い空間があればいいなと思う方なので。自炊したいし、体型を気にしたいので、外で食べると太るし…とかなので何もないです。 ーー現在の総資産額は? 杉原:そこは数億としか言っていないので1億以上であることは確かですけど…。数億貯められているので、40代のうちに5億を達成できれば別にいいかな。それでもやっているんでしょうけど、ゴールがないんですよ。結果死ぬまでやっているんじゃないですか。ただ不安でしょうがないんじゃないですか。将来に対する不安とか病気になったらどうしようとか。今のお仕事がなくなったらどうしようとか。全てはそこを補うための精神安定剤じゃないんですけど、東京に住んでいると何億あっても足りないような気がするんですよね。贅沢はしないって思っていますけど、それでも生活水準って若干上がっていくのであれば、あるだけ心の余裕になるし、何かあった時にガッと使えるので。どこまでいったら安心ってあるんですかね。分からないです。いくらあっても不安なのかもしれない、安定剤と言いながら、不安でもあるっていう表裏一体ですね。 ーー増やした資産の使い道は? 杉原:全然使い切ろうっていうのはさらさらなくて、不動産もやっぱり物なので財産になるなと思って買っているので。自分の身内とかが後に使ってくれればいいなと思っています。多分散財したところで何の満足度もないので、本当にかっこいい話でもなんでもなくって、家族が笑顔でいてくれたら、その方が物を買うよりすごくうれしいので、家族とかを含めて自分のちっちゃな周りが幸せになればいいなと思っているので、きっと使い切らないでしょうね。