【センバツ選考展望】4強以外残り2枠は滋賀学園有力、最後の1枠に滋賀短大付か大院大高/近畿
<高校野球秋季近畿大会:東洋大姫路5-1智弁和歌山>◇4日◇決勝◇ほっともっとフィールド神戸 【一覧】近畿大会の勝ち上がり表 来春のセンバツ出場校選考への重要な参考資料となる秋季近畿大会は、東洋大姫路(兵庫1位)の17年ぶりの優勝で幕を下ろした。準優勝の智弁和歌山(和歌山1位)、ベスト4の天理(奈良1位)、市和歌山(和歌山3位)の4校はセンバツ出場が確実といえる。 近畿地区の一般選考枠は6枠で、残り2校は準々決勝で敗退した4校から選ばれる。4強争いで智弁和歌山に2-7で敗れた滋賀学園は県大会を制し、初戦で3連覇中だった大阪桐蔭(大阪2位)を倒しただけに、5枠目の可能性は高い。 残り1枠は1回戦で履正社(大阪1位)に4-1で勝利し、準々決勝では天理に1-4で敗れた滋賀短大付(滋賀2位)か、大阪勢で唯一8強の大院大高(大阪3位)か。地域性のバランスが優先されるのであれば、大院大高がやや優勢となる。京都王者の立命館宇治は準々決勝で市和歌山に6回コールド負けしただけに、劣勢とみられる。 センバツ選考会は来年1月24日に実施予定。近畿地区の選考は熟考を重ねることになりそうだ。【アマチュア野球担当=古財稜明】