強制引退のピンチも乗り越えた、元グラドルのガールズレーサーの理想「奥井さんみたいな」/奈良競輪G3・トークショー
奈良競輪場の「大阪・関西万博協賛競輪(G3)」は8日、3日目を終えた。地元奈良の日野未来選手の100勝達成トークショーが7レース発売中に行われた。 奈良記念の3日目に地元日野未来選手の100勝達成記念のトークショーが行われた。 日野未来は「100勝達成は意識していなかったしファンのおかげ。同期に比べて少し遅かったけど、意識しているのは3着以内のレース。そうすればファンの車券にも貢献できるので。この後はG1の岸和田パールカップ。奥井さんみたいな強い自力選手になるのが理想だけど、G1は勝つレースにこだわりたい。後ろに差されない仕掛けで、捲りや自在の走りに重きを置く。パールカップの決勝も碧衣ちゃん以外は、みんな自在選手だったので」。 準決まで東西分かれての競走になるが「西の方がメッチャきつい。東に比べて自力選手も多い。しかも、マーク選手の差し脚も強烈になっている」。 普段から競馬好きを公言しているが、それもストレス解消になっている様子で「開催のある時は、お昼までに競輪場に入ればいい。それまで、馬券を思う存分、仕込んでおき、次の日にスポーツ新聞で結果を見るのが楽しみです」。 YouTube出演やイベントに引っ張りだこで「いつ、練習やっているの? とみんなに言われます(笑)。今日も朝練習をやってからトークショーに来たし、ばんえい競馬に行く時も自転車を持って行き、100kmぐらい乗り込んでいますよ」。 代謝のピンチもあったが乗り越えて、アイドルレーサーから実力派レーサーに転身。G1奪取も展開が噛み合えば、夢ではない。(町田洋一)