甘利大臣辞任会見会見(全文5・質疑応答2)
デモクラTV:でも、秘書の人が無防備だったって盛んにさっきおっしゃって、こんな秘書じゃなきゃあ、もっと。 甘利:いや、無防備だっていうのは、しょっちゅういろんなとこへ連れていかれて、ずるずる入っていくというのが無防備っていうことです。 デモクラTV:甘利さん自身、無防備だったと思いませんか。 甘利:それは私の不徳です。地元の事務所に対して、だから自分の不徳と言ってるんです。この3年間、私は国政、国務に命懸けでやりました。それはお認めいただけると思います。その間、地元の事務所のミーティングに3年間一度もできることができませんでした。大臣職に邁進をしておりまして、任せっきりというか、事務所は事務所のスタッフに任せて放りっきりと言ったほうがいいかもしれません。そこはもっとしっかり目を光らせてくれる秘書をばんっと据えておかなければいけないということだったと思います。 デモクラTV:私も。 司会:あとの日程もございますんで、短くお願いします。 デモクラTV:TPP。 男性:長いよ。本当に長いよ。 デモクラTV:最後に一言。 司会:ほかに手上がってますので。 デモクラTV:TPPの交渉を見て、甘利さんの活躍はよく存じ上げてます。 甘利:ありがとうございます。 デモクラTV:アメリカとの信頼関係を築いていろいろ交渉してると思うんですが、その政治家がこういうことでつまずいて、こうやって辞任する。そういうことっていうのはご自身、どういうふうに、単に不徳の問題じゃなくて、日本全体とか、政治家としてどういうふうにお考えになりますか。最後に一言よろしくお願いします。 甘利:忸怩たる思いです。
日本経済新聞:日本経済新聞のシムラ(聞き取れず)です。今、TPPの話が出ましたが、あらためましてTPPの署名式までもう少しというタイミングでの辞任になりましたが、これまでのTPP交渉等を振り返って、どういったお気持ちでこの記者会見に臨まれたんでしょうか。お聞かせください。 甘利:正直言えば、署名式は出たかったですね。 司会:あとの日程もございますので、この辺で終了したいと思います。それでは会見、終了させていただきます。どうもありがとうございました。