「自分のピッチングができないと一軍ではプレーできない」西武の高卒新人・杉山遙希がプロ初登板 “最大の準備”も悔しさ吐露
◇プロ野球パ・リーグ 楽天7-3西武(12日、ベルーナドーム) 西武の高卒ルーキー・杉山遙希投手が登板を振り返り、コメントを寄せました。 【画像】12日にプロ初登板・初先発のマウンドに上がった杉山遙希投手 2023年のドラフト3位で西武入りした18歳の杉山投手。この日は最速143キロのストレートなど交え、3と0/3回で58球を投げ、被安打5、奪三振2、6失点でマウンドを降りました。 降板後にこの日の登板を振り返った杉山投手は「今日の登板に向けて自分にできる最大の準備をしてきました。5回を投げ切りたいと思いマウンドに上がりましたができず、悔しいです。やはり、自分のピッチングができないと一軍ではプレーできないと感じました」とコメント。 しかし今日の収穫として「ストレートや変化球で空振りがとることができたので、一軍で通用する部分はあったのかなと思います」としつつも「悔いの残る登板になりました」とコメントを残しました。 悪送球も絡み失点を重ねるなど苦しい場面もありましたが、3回には相手の上位打線相手に三者凡退など見事なピッチングも見せた杉山投手。苦いプロ初登板も、今後の活躍に期待がかかります。