アサド政権崩壊を反政府勢力が宣言 シリア
【AFP=時事】シリアの反政府勢力は9日、首都ダマスカスに電撃的な攻勢を仕掛けて制圧し、バッシャール・アサド大統領が逃亡したのを受け、半世紀に及ぶバース党の支配は終わったと宣言した。 【写真】シリア中部ホムスの中心部で、空に向けて発砲する反政府勢力の戦闘員 ダマスカスの通りでは、市民が歓声を上げる姿が見られた。AFPTVの映像には、反乱軍が日の出とともに空に向かって発砲したり、勝利のサインを見せたりする様子が捉えられている。引き倒されたアサド氏の父、ハフェズ氏の像も映っていいる。 反政府勢力はテレグラムに、「50年にわたるバース党支配下での抑圧と、(内戦が始まって以来)13年間の犯罪と専制、さらに(強制)移住の後、われわれはきょう、この暗黒の時代の終わりとシリアの新しい時代の始まりを宣言する」と投稿した。【翻訳編集】 AFPBB News