NGT48暴行事件 第三者委報告を説明(全文1)メンバーの関与はなかった
なぜ漏れたのかが不明なのに再発防止は可能なのか
朝日新聞:すいません、朝日新聞社の【タケダ 00:13:14】申します。今回報告書を見ると、メンバーの関与はなかったということなんですけれども、それで原因も結局なんでそこで漏れたのかというのが分からない、これを見ても最終的な部分は分からないということになると思うんですが、その状態で再発防止というのはそもそも可能なのかどうかという部分が疑問として挙がるんですけど、その点についてはどういうふうに捉えていらっしゃいますか。 松村:やはりメンバーとのコミュニケーションが今まで本当に不足していたということは、もう肌で実感しております。今後はそのような体制をしっかりと整えることで、メンバーからのさまざまな情報、あるいはスタッフからの情報を得て、今後再発しないように努めてまいりたいというふうに考えております。 朝日新聞:具体的なものでもし検討しているものがあれば、ちょっとお示しいただけると助かるんですけど。 松村:具体的な、すいません。 朝日新聞:具体的に検討している対策というものがあれば。 松村:警備上の問題になりますので、警備会社さまとも話をする中で、具体的なことというのに言及ということはちょっと差し控えさえていただきたいんですが、当然ながら、繰り返しになりますけれども、セキュリティー向上のためのさまざまなケアをさせていただきたいなと思っております。 朝日新聞:続けて1点なんですけども、今回のメンバーのほうには報告したという話なんですが、これは直接口頭で、あるいは文書で、どういった形でメンバーには。 松村:すいません、メンバーへの。 朝日新聞:報告書の内容をメンバーにおととい伝えたということだったんですけども、これは面と向かって渡したのか、何かメールなり。 松村:直接メンバーに渡して、全員が目を通しております。見ております。 朝日新聞:山口さんご自身は納得されていたんですか。 松村:やはりまだ冒頭でも申し上げましたけれども、被害者でもありますし、心に傷は負っているというのは、これはもう間違いございません。これは山口に限らずほかのメンバーも同様だと思います。まだやはり本人が理解、納得しているかということは疑問ありますけれども、今後、今申し上げたのと同じように山口ともコミュニケーションをしっかり取って、フォローに努めてまいりたいと思っております。 朝日新聞:本人から納得したと思われるような対応というか、回答は今のところまだないというふうに思っていいんですか。 松村:そのように理解しております。 朝日新聞:本人はまだ不満がある? 松村:不満というか、それはちょっと分からないんですけれども、私ども全社、しかるべき者が彼女と対応しておりますので、引き続きその話はさせていただきたいなというふうに思っております。 朝日新聞:ありがとうございます。 松村:はい。 司会:そのほかいかがでしょうか。 松村:どうぞ。じゃあ女性の。はい。