【飯塚オート・一般】桝崎陽介 強S一気の速攻に「ドラゴンスタートが出ましたね」
<4日・飯塚オート・2日目> 【記者コラム・三島隆助の思想タイム3・40】 本人も驚くナイスな飛び出しだった。4枠で30線3車並びの真ん中の位置だった桝崎陽介が1角では早々と2番手。20線単独で2枠の「タカ(福岡鷹)は逃がしたら速いので(Sで)食いたかったが、まさか東小野さんまで行けるとは…」。福岡を叩くことは「狙っていた」とはいえ、想定以上だったSが準決の1着クリアを引き寄せた。 今節初日後のピストン交換でエンジンの上積みがあったことも、Sが切れた大きな要因の一つ。「Sはあまり上手な方じゃないが、エンジンが良くなっているからこそ、いいのが行けた」と振り返った。勝負どころの準決で繰り出したSは、桝崎の仲間内で言うところの〝ドラゴンスタート〟。まさにそのものだった。優勝戦▼12Rも、そのドラゴンを繰り出して逃げ粘る。8=2―6571。