井上拓真の対戦相手・堤聖也のスイッチに大橋秀行会長「右」石原トレーナー「じゃあ左」大橋会長「実は左と…」”ジャブ”応酬【ボクシング】
ボクシング７大世界戦＋那須川天心ＷＢＯアジアパシフィック王座決定戦（１３～１４日、東京・有明アリーナ）第１日メインイベントでＷＢＡバンタム級王座防衛戦を行う同級王者・井上拓真（２８）＝大橋＝が３日、横浜市内の所属ジムで同級２位・堤聖也（２８）＝角海老宝石＝戦へ向けた練習を公開。堤を指導するＤＡＮＧＡＮジムの石原雄太トレーナーも視察した。 シャドーとサンドバッグ１ラウンドずつという軽い内容。ただ、石原トレーナーは「きょうは流している。いつもはスピードとキレがもっとすごい。でも、流していてもパンチの的確さや足のスピードは感じる。調子はやっぱりよさそうです」と話した。 堤は左右の構えをスイッチする選手。公開練習前の会見で、大橋ジム大橋秀行会長は「右構えで来るんじゃないですか」と先制のジャブを放った。石原トレーナーは「じゃあ左で行きます」と笑顔で応じたが、それを伝え聞いた大橋会長はさらに「実は左で来ると思っているんだよ。ここで言っちゃうと意味ないんだけどさ」とニヤリ。日本勢対決ならではの煙幕合戦も始まっている。
中日スポーツ
