大谷翔平 同点3ランの次は中前打!バット折られてもパワーで外野まで運ぶ 逆転につながる一打 ホームで絶叫
「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース-パドレス」(5日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平選手は、2点を追う四回の第3打席で中前打を放って好機を拡大。チームは一気に3点を奪って試合をひっくり返した。 【写真】大谷翔平 驚がくの同点3ランにNHK解説「そんなに甘い球でしたか?」思わず感嘆「いや、すごいですね」 1死からエドマンが鮮やかなセーフティーバントを決めて出塁。さらにロハスも左前打で続いた。ここでシルト監督がベンチを出てシースの交代を決断。左腕・モレホーンを送り込んだ。 初球をファウルし、2球目の内角高めにはのけぞってよけた大谷。スタンドからはブーイングがわき起こった。3球目のスライダーは浮いてバッティングカウントに。4球目は捉えたが、少しタイミングが早く右翼側へのファウルになった。 6球目は外のスライダーを見極めてフルカウント。スタンドのボルテージが高まる中、高めの直球にバットが折られながらも中前に落とした。 満塁に好機を拡大し、続くベッツの打席でバッテリーエラーで1点を返した。直後にベッツは申告敬遠で歩かされ、フリーマンは一ゴロでホームフォースアウトに。ロバーツ監督がチャレンジするも覆らなかった。その後、T・ヘルナンデスのタイムリーで一気に試合をひっくり返したドジャース。生還した大谷もホーム付近で絶叫した。 大谷は第1打席こそ左飛に倒れたが、二回の第2打席でポストシーズン1号となる同点3ランを放っていた。先発の山本由伸投手は3回5失点でKOされてしまったが、打線の奮起で黒星が消える形になった。