プロ交え健康マージャン 四日市で明治安田大会、老若男女が楽しむ 三重
【四日市】明治安田生命四日市支社(城尾英紀支社長)は11日、三重県四日市市内のホテルで「明治安田健康マージャン大会」を開き、20代から70代までの24人が参加した。日本健康麻将協会が監修し、日本プロ麻雀協会所属の加藤帆乃香プロ、朱沢悠プロ、栗本杏奈プロ、相川まりえプロがゲスト参加した。精神科医の和田秀樹氏は「前頭葉が老化すると意欲が衰え、足腰や脳の機能低下を招く可能性が高まる。前頭葉を使うにはワクワクする体験や会話のやり取りが有効で、麻雀は前頭葉の活性化にはとても良い頭脳ゲーム」としている。 イベントは同社が取り組む「地元の元気プロジェクト」「みんなの健活プロジェクト」の一環。大会は同支社としては初めての開催で、半荘(はんちゃん)東南戦(50分打ちかけ終了)でメンバーを入れ替えて3回戦が行われ、参加者は1回以上プロと対戦した。合計持ち点が一番高かった人を優勝とし、3位まで表彰した。 城尾支社長は「当社では本年度から全国的に始めた。当初は健康づくりの一環として中高年を対象に考えていたが、タバコ、お酒、賭け金なしの健康マージャンはいま人気で、若い方でも愛好者が多く、ゲームをきっかけに始める子どももいるなど裾野が広がっている」と強調。 その上で「お客さまに楽しんでいただき、交流の機会にもなれば。地元の活性化にもなるので、長い取り組みになれば良いし、習いたいという声もあるので、従業員も入れて麻雀教室などもできたら」と話していた。