ローイング、バーチャルで熱戦 リアルの競技団体が大会主催
ローイング(旧ボート競技)の日本協会が主催するバーチャル(仮想)競技の大会が3日、埼玉県戸田市などで開かれ、初心者から日本代表クラスやパラ選手まで、幅広い層の参加者がエルゴメーター(漕力測定器)のタイムを競った。 国際オリンピック委員会(IOC)によるeスポーツ推進も踏まえた取り組みで、個人種目の他、4人でつなぐリレーも実施した。年齢や性別、障害の有無にかかわらず楽しむことができ、学校や職場単位での出場や、野球部など他競技からの参戦も目立った。 東京・銀座や名古屋市などに設けた遠隔会場と合わせ、7~71歳の延べ約630人が出場する盛況だった。