疲れやすいオジサンに共通するクセ!? そういや 誰にも習わなかったリュックの正しい背負い方とは
ビジネスリュックを全否定するスーツこだわり派は、ここでブラウザバック
決算シーズンに伴う業務の引継ぎもなんとか無事完了し、命からがら年度初めがスタート。なにかとめでたい新年度だってのにもうカラダはヘロヘロ状態で、新入社員のフレッシュなメンタルや有り余る体力を羨ましく思う今日この頃ですが、そもそもあなたのその疲れ、どこから来ているか考えたことありますか? 仕事や恋愛、家族や友人関係、家のローンなどその原因は十人十色ですが、じつはそれ以外にも根本的な原因があります。
それは……、リュックの背負い方だったりします。背負い投げ並みに強引な展開ですが、先日通勤途中で見かけたフレッシャーズだけでなくダブルが似合うビジネスパーソンでさえ、バックパックの正しい担ぎ方を知らず、「そりゃあんた余計に体力消費しちゃうよ」ってなハナシ。 学校指定制服におけるカウンター的着こなしとして男子中高生のあいだで大流行した腰パン(GIベルト必須)や、関西圏で局地的に発生したアヒル足並みのスニーカーデカ履き文化を経験した世代のオジサンとしては、カッチリしてるよりちょっとくらいルーズなほうがカッコイイと思ってしまいがち。
ですが、通勤中からジワジワとスタミナを削られるとなると、本末転倒ですよね。 両手が空くメリットだけでなく、機能やデザイン性の高さから現代ビジネスシーンにおいて、とりわけ若い世代から高く厚い支持を得てきており、もうそろそろ新定番アイテムの仲間入りといった頃合いで、昔と比べて大きく風向きが変わっている好ましい状況なのに、これではもったいない。
そこで、今こそリュックの正しい背負い方を学び、QOLの向上をよりダイレクトに実感しちゃいましょう。 ザックりポイントをまとめると3点。まず1つ目は、自身の体格に合ったリュックを選ぶこと。腰骨の上から第七頸椎までの長さである背面長を軸に購入することから始まります。 荷物を運ぶことがバッグ最たる目的であるため、どうしても積載量を優先しがちですが、もっともキーになるのはココ。とくに華奢で小柄な男性は要注意! 必ず背中の広さよりコンパクトなサイズ感で収めるようにしましょう。 続いて2つ目は、フィッティングをする際に荷重のバランスを肩30%、腰70%にすること。Apple社公認のパートナーブランド、Incase(インケース)も推奨しているこの割合にすると、荷重がうまく分散し、身体にかかる負担を大きく減らせます。 手順はショルダーストラップを調整し、バッグを腰の高さに合わせ、肩で背負うイメージではなく ――背中の隙間を極力埋めるように―― 腰で支えることが重要です。なにせ、腰には“要”という字が含まれていますから。 そして、ラストの3つ目は…