また三笘OUT後に失点で痛恨ドロー…ブライトン指揮官が嘆く「ウルブス戦でも経験した」「スタジアムの誰もが試合は終わったと思った」
「自分たちに批判的にならないと。何かを成し遂げたいなら…」
三笘薫を擁する8位のブライトンは現地時間12月8日、プレミアリーグ第15節で、17位に沈むレスターと敵地で対戦。手痛い2-2のドローに終わった。 【動画】これは決めたい…三笘に訪れたビッグチャンス 前節のフルアム戦(1-3)で4試合ぶりの黒星を喫したブライトンは、35分に三笘が絶好機を逃すも、直後の37分にタリク・ランプティが、鮮やかなミドルシュートで先制点をゲット。さらに79分、速攻からヤンクバ・ミンテが追加点を挙げ、勝利に大きく近付いた。 しかし、86分に警戒していた相手エース、ジェイミー・ヴァーディーに1点を返されると、90+1分にも三笘と代わって入ったばかりのイゴールのボールロストから、ボビー・デ・コルドバ=リードに被弾。土壇場で連続失点し、勝点2を取りこぼす結果となった。 クラブ公式サイトによれば、ファビアン・ヒュルツェラー監督は、「レスターの反撃は評価したいが、2-0とリードし、試合全体をコントロールしていたのであれば、失望するはずだ」と口に。三笘が下がった直後の失点まで同じ展開で、2-2で終わった1か月半前のウォルバーハンプトン戦から、繰り返された悲劇を嘆いた。 「以前、ウォルバーハンプトン戦で経験した出来事だ。スタジアムの誰もが『試合は終わった』と思ったが、そうではなかった。自分たちの責任だし、私たちは責任を取らなければならない。結局、簡単なミスを2つ犯してしまった。勝点3を奪うために、正しい試合運びをしなければならなかった。 自分たちに批判的にならないと。何かを成し遂げたいなら、クリーンシートを保つ必要がある。守備陣だけでなく、全員が同じ意識を持たなければならない」 今季からブライトンを率いる31歳の指揮官は、「今こそキャラクターとパーソナリティを示す時だ」と締め括った。その言葉通り、課題に目を向けつつも“らしさ”は決して忘れず、再び前に進みたい。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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