参政党、参院新潟選挙区候補に保険会社員を擁立 「生活者目線の政策訴えたい」
参政党新潟県連は27日、新潟市内で記者会見を開き、来夏の参院選に新人で会社員の平井恵里子氏(46)を擁立すると発表した。平井氏は「生活者目線の政策を訴えていきたい」と意気込みを語った。党の公認は25日付。 政策については「減税と積極財政を進め、困っているところにお金が回るようにしたい」と説明。大きな課題である東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働問題については、「現時点で賛成でも反対でもない。安全を確保できるかどうかが重要」とした。 平井氏は同県三条市在住で、生命保険会社に勤務している。令和4年に同党に入り、現在の肩書は党県国政改革委員。 県連の大井淳会長は「従来の与野党とは違う、もう一つの選択肢を県民に提供したい」と語った。 参院選には、再選を目指す立憲民主党の現職の打越さく良氏(56)と、自民党の新人で元競泳選手の中村真衣氏(45)が立候補を表明している。