3回目ワクチン接種へ向け大注目の「ウィズコロナ」銘柄
市場投入済みの医薬品の安全性情報管理サービス委託業務を行っている(写真:Mills/PIXTA)
アメリカの株式市場は高値圏で堅調な推移が続いています。商務省が発表した10月の小売売上高は前月から1.7%増え、3カ月連続の増加となりました。 足元はガソリン価格が高騰していることからガソリン関連の売上高が増えるのは想定内ではありますが、いまだにオンラインでもリアルでも物が売れているようです。お買い物大好きな私でさえ、「何をそんなに買う物があるのだろう」とアメリカ国民の消費意欲の旺盛さには驚かされるばかりです。 アメリカでは賃金が上昇しているようですから、物価上昇をものともしないのかもしれません。それに、人間の物欲というのは株と同じで、一度消費しだすとやめたくてもやめられないのでしょうね……。 一方で、日経平均株価は3万円を前に戻り売りに押される展開が続いていて、日本の株式市場はもたもたした状況が続いています。ただ、経済指数は強いとも弱いともいえない状態が続いている割には、足元では企業の決算発表が相次いでいることもあって、個別銘柄によっては株価の動きには強弱感に差が出ているといえるかもしれません。 個人投資家の注目度が高く、好業績の銘柄は強烈に買われ、一方で、期待外れとされた銘柄は徹底に叩き売られるといった両極端の地合いになってきました。例年年末にIPOが多いこともあって、年末年始に向けて新興市場が盛り上がることが多くあるのですが、早くも年末年始の盛り上がりがきたような地合いになってきました。 株価が上にも下にも大きく動くタイミングでは、株主の入れ替えも進むでしょうから、来年に向けて大相場を形成する銘柄が登場するかもしれませんね。
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横山 利香