霜降り明星の粗品（2024年撮影）

　お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品（31）が3日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、前日2日に予想を公開したアルゼンチン共和国杯（G2、芝2500メートル、東京）とみやこS（G3、ダート1800メートル、京都）の2重賞を振り返り、いつも通りのハズレだった。 　「どうも生涯収支マイナス4億円君です」と恒例のあいさつをした直後に「また負けたあ」とうなだれた。「ボケェ～イ」と馬券を外した時の決めぜりふを口にすると「アッ～」と奇声を発し、両手を上げて白旗ポーズを取った。 　アルゼンチン共和国杯の本命馬クロミナンスは首差2着の惜敗だった。勝った10番人気ハヤヤッコ、3着の6番人気タイセイフェリークの2頭は買い目の3連単フォーメーションの3着にあったが不的中。みやこSは◎に抜てきしたミトノオーが、逃げて4コーナー手前で失速してブービー14着大敗。馬券圏外ではどうしようもなかった。 　2週間前から公開しているWIN5の購入結果も発表した。この日は3頭→6頭→5頭→10頭→6頭の5400組に各100円の54万円を投資。ところが第2関門の京都10Rを外して撃沈した。菊花賞当日の初回の購入額が44万1000円、天皇賞・秋が行われた先週の2回目は64万8000円。今回を合わせた計3回で早くも162万9000円を溶かした。「みなさんマイ億君のWIN5シリーズ、（東京11Rの）ハヤヤッコは押さえてます。だから、マジでそのうち億取るよ。見といてくれ、みんな」と大金を失った現実よりも、夢を大きく膨らませた。 　「というわけで僕は競馬を引退しますが。すしでも太れませんが、来週もよろしくお願いします」と、いつものようにどっちつかずの発言で動画を締めた。 　2重賞とも不的中で「マイナス4億円君」としての初当たりはお預けに…。視聴者の一部からは、早くも来週のエリザベス女王杯が話題に上がり「来週はレガレイラに呪文かける！？」「来週の粗品、絶対に本命はレガレイラでしょ。絵が浮かぶ」などのコメントに「来週、粗品の本命がレガレイラにすると思う人」とアンケートのような形式まであった。 　粗品の24年G1予想は、現在9連敗中の1勝15敗と精彩を欠く。10日のエリザベス女王杯は有力馬レガレイラを本命にするのか。◎にすると思っている視聴者、ファンはけっこう多いはず。9日夜の動画更新が注目される。