「1か月妻に言えなかった」中咽頭がんから復活のワッキー(51)がんの親玉が見つからず「体力自慢の自分がまさか」
2020年に初期中咽頭がんを発症し、闘病生活を経験したお笑いコンビ・ペナルティのワッキーさん。がんの大元となる“原発”が不明の状況が続き、精神的に苦しい時期があったそうです。発覚当初から中咽頭がんの判明までの経緯を伺いました。 【画像】おしゃれでイケオジだわ!がんの治療を終了し芸能活動を再開しているワッキーさんの近影写真 ほか(全15枚)
■治療終了から3年半も後遺症は色濃く ── 現在の体調はいかがですか? ワッキーさん:治療が終わってから、約3年半経ちました。一応、がんは治ったという感じではあるんですが、後遺症は色濃く残っていて、日々戦っているところですね。
喉にずっと違和感があって、とにかく唾液が出づらいんです。唾液が出てこなくなると、喋りづらくなるし、大声を張り上げるのがツラい。早口もできなくなってきちゃうし、言葉もよく噛みます。「ルミネ the よしもと」の舞台は10分間ですが、今はその時間が精いっぱいですね。テレビなどのお仕事では、事情を伝えて水を持ち込ませてもらっています。 ── 職業柄、声を張れないというのは、なかなか大変ですね…。 ワッキーさん:自分としては、“もう何でもできますよ!”というスタンスでいますし、意欲もあるんです。ただ、まだまだ喉が本調子ではないので、この状況とうまくつき合いながらやっていく方法を模索しているところですね。
舞台でネタをやっているときは、相手のセリフの間に、ギューッと唾液を絞り出すような作業をしたり。少しずつ、上手くやりすごすテクニックがついてきたなという感じではあります。 ── ワッキーさんといえば、勢いのあるギャグが持ち味ですが、ちょっと芸風も変わってきますかね。 ワッキーさん:これまで、“どんなムチャぶりにもガムシャラに挑戦する”という感じでやってきましたが、今はちょっと難しいかな。ただ、さすがに50のおじさんですからね(笑)、もう少し落ち着いた感じに移行してもいい頃かもしれません。
後遺症のひとつである“味覚が鈍る”という点は、徐々に戻ってきているものの、まだ以前の6割くらい。順調に回復した場合でも100%戻るのは難しいらしく、9割がせいぜいだそうです。回復にかかる時間も個人差があって、僕は時間がかかっていますが、9割まで戻ることを信じて過ごしています。
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