「1か月妻に言えなかった」中咽頭がんから復活のワッキー(51)がんの親玉が見つからず「体力自慢の自分がまさか」
■48歳で首にしこり「がんが転移してる」と言われ頭が真っ白に ── あらためて、病気が発覚した当時の状況を聞かせてください。最初に異変に気づいたきっかけは、首のしこりだったそうですね。
ワッキーさん:48歳のときに、首の左側、のどぼとけの横あたりに、小さなしこりのようなものがあることに気づきました。“放っておけば治るだろう”と、あまり気にしていなかったのですが、1週間くらいしたら、もうひとつ増えていたんです。 硬さもなく、痛みもなかったのですが、しこりが2つになったので、“なんだか気持ち悪いな…”と思い、近所の耳鼻科に行ったら、「うちではよくわからないから」と、大学病院を紹介されました。そこで組織を取って調べたところ、「がんです」と言われたんです。
── ほかに自覚症状はあったのでしょうか? ワッキーさん:いえ、まったく何も…。むしろ、すこぶる健康体でした。だって、タバコは吸わないし、お酒もたまに飲むくらいで、生活習慣だって健やかそのもの。当時はよく運動もしていて体力が自慢でしたから、がんだと言われても、“まさか自分が!?そんなわけがない”と思い、何度も聞き返しました。どこも痛くないし、便だって毎日きちんと出ていましたし。 ── スポーツマンとして知られ、筋肉番組などでも活躍していたほどの体力自慢。しかも、生活習慣も健康的とあれば、なおさら驚かれたでしょうね。
ワッキーさん:あまりに予想外で最初は信じられませんでしたね。詳しく調べるために、PET検査という全身の精密検査をしたのですが、「首のしこりはがんが転移したもの」と言われ、ショックで頭が真っ白になりました。“転移”だなんて言われると、ものすごく怖いじゃないですか。 ただ、転移しているということは、親玉のがん=原発があるということ。お店で例えるなら、転移している首の2つのしこりが「支店」で、原発が「本店」。その本店を探すべく、ふたたび検査をしたのですが、結局、原発の場所が見つからなかったんです。
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