【MLB】 カージナルスがダブルヘッダーに連勝 8回にアレナド逆転タイムリー カブス・鈴木は2安打1補殺で攻守に存在感
【カブス4ー5カージナルス】@ブッシュ・スタジアム
日本時間7月14日、カブスとカージナルスによるダブルヘッダーの第2試合はカージナルスが接戦を制した。2回までに3対4とリードを許し、カージナルスはその後も1点のビハインドを詰めることができなかった。しかし、8回裏にノーラン・アレナドの逆転2点タイムリーが飛び出し、試合を5対4とひっくり返し、そのまま勝利した。逆転を許したカブスの5番手ポーター・ホッジに1敗目、カージナルスの4番手ジョジョ・ロメロに4勝目(1敗)が付いた。カブスの鈴木誠也は5打数2安打に1補殺と攻守に存在感を示した。 【動画】鈴木誠也のタイムリー(MLB.comより) カブスは第2試合も、カージナルスの1番メイソン・ウィンと3番ウィルソン・コントレラスにソロ本塁打を浴び、序盤から主導権を握られてしまう。しかし、2回に8番ミゲル・アマヤの3号2ラン、1番ニコ・ホーナーと3番鈴木のタイムリーで一挙に4点を奪って試合をひっくり返す。続く2回裏、無死1・2塁のピンチから右翼へのヒットを打たれると、右翼の鈴木が正確なバックホームで二塁ランナーの本塁突入を防ぐ好プレー。鈴木のビッグプレーもあって、カブスはこの回を犠牲フライの1点のみで切り抜けた。 試合はそのまま4対3でカブスリードのまま、終盤へ。両軍の先発は共に4回以下で降板したが、大差の第1試合で温存できたブルペン陣を両軍ともフル投入した。カブスのブルペンは薄氷のリードを守っていたが、8回裏についに決壊。8回一死2・3塁のピンチを招くと、6番ノーラン・アレナドに逆転2点タイムリーを許してしまう。5対4と試合をひっくり返したカージナルスは、守護神ライアン・ヘルスリーを投入。鈴木にセンターへのクリーンヒットを浴びたが、それ以外は危なげなく抑えゲームを締めくくった。カージナルスはダブルヘッダーに連勝し、カブスとの4連戦をここまで2勝1敗としている。 カブスの鈴木は「3番・右翼」でスタメン出場し、5打数2安打1打点の成績。攻守に存在感を示し、今季成績は打率.266、OPS.810としている。カージナルスのラーズ・ヌートバーは「7番・中堅」でスタメン出場し、4打数1安打。今季成績は打率.235、OPS.728となった。