【高校サッカー東京B全力応援】優勝6度の名門復活。15大会ぶりの全国の舞台へ。「帝京」を応援したい5つのこと
全国有数の激戦区である東京都。その中で全国出場を掴んだのは、黄色のユニフォームが印象的な「カナリア軍団」、帝京です。 12月28 日に開幕する第103回全国高校サッカー選手権大会に東京B代表として出場します。 12月28日の開幕戦で京都代表・京都橘と国立競技場で対戦する、東京B代表・帝京の応援したい5つのポイントをご紹介します。
1.数多くの日本代表選手を輩出するスポーツの名門
サッカーでは、佐々木則夫さん(元なでしこジャパン監督)をはじめ、多くの指導者や日本代表選手を輩出。 また、パリ五輪で金メダルを獲得したレスリングの鏡優翔選手やフェンシングの永野雄大選手の他、横浜DeNAベイスターズの山﨑康晃投手など、サッカー以外の分野でも多くのスポーツ選手を輩出している、言わずと知れたスポーツの名門です。
2.戦後歴代最多タイ6度の優勝を誇る名門
1956年に創部されたサッカー部。選手権全国大会は1974年度53回大会での初優勝から、56、58、62、63、70回大会と戦後歴代最多タイ6度の優勝を誇り、夏の高校総体でも1976、1982、2002年と3度優勝しています。 ユニフォームの左胸にはその功績を示す9つの星が輝き、今大会では、10個目の星を目指して戦います。
3.試合終盤に劇的逆転勝利!
11月に行われた全国高校サッカー選手権大会東京Aブロック決勝。相手は、名将李済華監督率いる4大会連続決勝進出の國學院久我山でした。 前半18分に國學院久我山に先制を許すも、同34分に杉岡侑樹選手(2年)のロングボールに相手GKが飛び出したところを、ボールに追いついた森田晃選手(3年)がペナルティエリア外からシュート。無人のゴールに入り、同点に追いつきました。 後半に入ると拮抗した展開が続きましたが、39分に永田煌選手(3年)がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。これを土屋裕豊選手(3年)が決め、決勝点となりました。
4.選手主体の攻撃的なサッカーが魅力
攻撃の要となるのは、「力強く泥臭いプレーが自分の持ち味」と語る屈強なセンターフォワードの森田晃選手(3年)。4試合で5得点を決めるなど、高い決定力を誇ります。 さらに、ラビーニ未蘭選手(3年)をはじめとする両サイドバックが積極的に攻撃に加わることで、厚みのある攻撃を展開しています。 守備面では、U-18日本代表の田所莉旺選手(3年)や危機察知能力に優れた畑中叶空選手(3年)が高いライン設定をすることで、前線からのプレスが可能となり、攻撃的なチームを支えています。