“クリスマスケーキ”求める人で洋菓子店にぎわう!「4~5倍くらいの忙しさ」 物価高で値上げも「一つ一つ丁寧に」
NST新潟総合テレビ
クリスマスイブの12月24日、新潟市の洋菓子店ではクリスマスケーキを購入する人の姿が多く見られました。物価高の影響でケーキの値段は上がっていますが、特別な日にはおいしいケーキを食べようという人が多いようです。 新潟市西区にある洋菓子店『ガトーシェフ三昧堂』。 【吉田優アナウンサー】 「待ちに待ったクリスマスイブ!大忙しなのはサンタクロースだけではなく、県内の洋菓子店も負けてはいません。店内はクリスマスケーキを買い求める多くのお客さんでにぎわっています」 クリスマス期間中、1000件以上のデコレーションケーキの予約が入っているといいます。開店と同時に多くの人が訪れ、午後になってもその客足は絶えず… 【店の人】 「きょうはお天気がいいこともあって、日中から来ていただいている」 実際にケーキを購入した人は… 【購入した人】 「家の分と1人暮らししている娘の家の分と、2つ買った。おいしいものをいっぱい食べて楽しいクリスマスにしたい」 【購入した人】 「クリスマスパーティー自体は先日、休みのときにしたが、きょうサプライズでまた買いに来た。本当はもう(ケーキは)ないと思っているが、サプライズで渡したい。(Q.ケーキの値段も上がっているが?)買う側からすると困るけど…おいしいものだし、イベントごとなのであれば、妥協せず買いたいなと思う」 パティシエも大忙し!8種類のホールケーキと、ショーケースに並ベるための20種類以上の小さなケーキを20人体制で作ります。 【ガトーシェフ三昧堂 高井司チーフパティシエ】 「いつもの4~5倍くらいの忙しさ。(今年は)イチゴが高すぎて、なかなかイチゴの数が確保できず、どうしても値上げせざるを得なかった。値上げしても全部は吸収し切れていない」 去年に比べ、300円ほどの値上げを余儀なくされましたが、お客さんを思う店長の思いは変わりません。 【ガトーシェフ三昧堂 高井司チーフパティシエ】 「作るのはいっぱいだが、お客さんが手にするのは一つなので、一つ一つ丁寧に作ろうと思っている」 原材料費が高騰し、ケーキの値段は上がっても、真心を込めて丁寧に作られるおいしいケーキは人々の心を癒やします。 三昧堂では12月25日もクリスマスケーキを販売します。
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