今年最も急成長した青野未来、グラビアは「得意ではない」 “初代UN王者”が見据える4度目の防衛
「オファーが来たらありがたい」という仕事とは
手相に興味のない方にお伝えすると、ますかけ線とは一般的に分かれている感情線と知能線が一緒になって1本の線になっている手相のこと。一説によると徳川家康がそうだったとされたことから、別名「天下取りの相」とも呼ばれている。 青野はこれを「子どもの頃から手に『て』って書いてあると思った。だからなんですかね、根拠のない自信は持ってて」と話しつつ、「なかなかまだ天下を取れていないので。これからだと思ってます」と続けた。 先にも書いてきた通り、今年最も急成長した姿を披露した青野だが、当然ながらこの勢いを2025年にも引き継いでいきたい気持ちを強く持っている。 その思いを「来年はまず(4度目のUN王座を)防衛して、次はワールド王座を狙いたいですね。タッグ王座も狙いたいけど、それは一つずつクリアしていきたい。青野未来とMGをもっと広めていきたい」と目を輝かせる。 ともあれ、ひと口に広めると言ってもさまざまな方法があるが、青野はビジュアル的にも、いわゆる“映える”容姿を持っている。実際、これまで雑誌のグラビアで読者を魅了する機会も多かった経緯を持つ。これに関して青野は、「得意ではないですけど、でも全然、少しでもそれで気になる人が増えるきっかけになるなら。ファンの人が買いたいって言ってくれるならうれしいですね」と話したが、仮の話、将来的にもし、ヘアヌード写真集の話が舞い込んだとしたらどう思うのか。 「へ、ヘアヌードですか? ヘアヌードは今のところはやる予定はないですね……。よっぽど自信があったらいいかもしれないけど、自信はないので……」 もちろん、その方法がどれだけ「広める」につながるのかはともかく、最近は全くそんな話も聞かなくなったが、過去にはキューティー鈴木や井上貴子をはじめ、名だたるビジュアル系の(?)諸先輩がその道を通ってきた“歴史”があるのは事実。そんな話を青野にぶつけると、「オファーが来たら、それはありがたいことですね。名だたる方がやっているなら。そうやってポジティブに……」と答え、ニッコリと笑った。 「両国での2試合はすごいことを達成できたっていう思いはあるけど、2試合まとめてですね。だからまだ、やり切ったと思える試合はないかな。他だと、例えばSareee選手との試合とか。やりきれていないことのほうが多いです」 来年の課題をそう話した青野は、最後に「1月3日、2025年初の防衛戦に勝って、いい始まりをしたいと思ってますし、青野をもっともっと知ってもらいたいし、これからも進化し続けたいと思っています」と語った。 青野は2025年もさらなる進化を遂げるのか。「天下取りの手相」を持つ女・青野未来には、さらなるド肝を抜くサプライズを期待したい。
“Show”大谷泰顕