日本最大規模5000人の街コン「東海コン」の真の勝者とは!?/愛知
■指令ゲームにテンションUP! 2度目のマッチングデートの後、用意されているのが「指令ゲーム」。男女別々の指令書に書かれた指令に沿った異性を見つけ、一緒に受付を訪ねると、指令の難易度に合わせて豪華賞品を狙える「東海コン 宝くじ」が支給される。たとえば女性用には「英語を流暢に喋れる人がいるペアを探せ」(難易度3)、男性用には「アイロンがけが上手な人がいるペアを探せ」(難易度2)など36項目がずらり。なるほど自己アピールにもつながるとあってさすがに盛り上がりを見せ、受付には宝くじを求める男女グループが殺到。出会ったばかりの男女が入り混じり、テンションもヒートアップ!
■それぞれの戦場へ…! ここまでは恋愛の神様は誰の上でも同じように微笑んでいるように(少なくとも)見えた。だが、本番はここから。東海コンのお膳立てにあやかった後は、参加者それぞれが、それぞれの戦場(おもにメイン会場の洋風庭園エリア)へ向かうのである。おのずと明暗も分かれることに…。
■「参加券」という武器 もちろん、戦場で戦うための武器もしっかり用意されている。当日、会場では「女性限定ガラガラ抽選会」なるものを実施しており、その参加券(太っ腹の9枚つづり!)は、事前に男性側のみに配布されている。男性はこの参加券を女性に配る権利を持ち、女性は男性と話せば話すほど参加券を多く集められるシステム。つまり「参加券」をダシに、男性は女性を話すきっかけを得られるというわけだ。なかなかに親切な武器ではある。
■東海コン戦士たちにズームアップ! さて、武器の説明を済ませたところで、男性参加者の戦いぶりを見てみよう。 ◎真っ向勝負の「東海コン」戦士☆ 東海コンの戦い方の王道…それはやはり「声をかけまくる!」ことにほかならない。「ちょっといいかも」と思うやいなや「こんにちは~!」と笑顔で接近。会話を楽しみ、あわよくば連絡先を交換したり、仲良くなるために用意された東海コン企画に乗ってみるのももちろん手。例えばある30代前半の爽やか青年の場合。「声かけた15組のうち連絡先をゲットできたのは2人…。でも抽選会参加券の裏にこっちのは書いて全員に渡してるから、連絡待ちっす!!」と、まるで東海コン戦士のお手本。受付の行列に並ぶ間に、パンフレットを熟読したというだけあってその「東海コンマスター」ぶりはなかなか。ちなみに参加券に連絡先を書く作戦は、出会った女性参加者にレクチャーしてもらったとか。うーん、うわ手だ。