日本最大規模5000人の街コン「東海コン」の真の勝者とは!?/愛知
GW最初の日曜日である4月27日(日)、東山動植物園を舞台に日本最大規模の街コン「東海コン」が開催された。東海地区で不動の人気を確立しつつある「東海コン」は、全国的にも際立ったスケールの超特大「街コン」イベント。今やすっかりその名が浸透した、街ぐるみの大型合コン「街コン」とは、同性2名以上が1組となって開催エリア内を回り、初対面の男女が出会うというシステムが特徴で、地域活性化の役割も担う。「東海コン」は総参加者数5500名を集めた第1回の「ポートメッセ名古屋」(2012年)からスタートし、名駅や栄など主要タウンでも数千人規模で開催。2013年4月には東山動植物園を会場として総参加者数7000人を記録した。前回好評だったことから、再び東山動植物園を会場に「第5回東海コンin東山動植物園」が実現。5月18日(日)には「第6回東海コンinナガシマスパーランド」も決定しており、こちらは総参加者数1万人の規模となる予定だ。 開催当日、快晴の青空の下、集まった男女はなんと合計約5000人!圧倒的なスケールを誇る「東海コン」の実態に迫るべく、レポートをお送りする。
■マッチングデートで爽やかにスタート 受付スタートの午前10時を過ぎた頃には、東海コンのためにひっそり設けられた男性用の入口に向かって100mはあろうかという長蛇の列! 対して女性参加者は正門から入園し、最初に男女が出会うのは、東山動植物園のほぼ中央、動物園と植物園のちょうど境にあるアシカの付近。受付場所で男女別々の列に並んだうえで、「東海コン」のスタートとして「マッチングデート」がすでに行われている。受付順という偶然のみに身を委ねた男性2人ペア、女性2人ペアが、各列から次々組み合わせられていく。異性とのファーストコンタクトに少々戸惑いながらも、未知なる出会いに向かって歩き始める各グループたち。「どこから来たんですか?」「いくつに見える?」「このボートに乗ると別れるんだってね」…。陽光に輝く上池や木々の緑の中という、何とも晴れやかな散歩道とあっておおむね自然と会話が弾んでいる模様。10分ほどのグループデートを楽しむうち、2つめのマッチングデート受付場所へ到着。2度目のマッチングを待つ列では、名残惜しげに連絡先を交換するグループや、早くも武器である「抽選券」(後述)をうやうやしく女性に差し出す者、「短いよ~」とぼやく者。そんな幸先に恵まれた者たちに対し、退屈顔、仏頂面のグループにもどことなく余裕が見える。そう、まだほんの始まりだ。