キャベツが1玉100円"激安命"の家族が経営する激安青果店「安兵衛青果」 家族総出の最強の仕入れ術
長野の市場まで遠征!フルーツを激安でゲットできるのか?
長男の泰希さんは週に3~4回、長野県の市場へ仕入れに行きます。この市場は農家から直接仕入れができるため、流通コストが抑えられ、お得に仕入れることができるんです。 泰希さんのミッションは激安フルーツの仕入れ。お目当ては長野ならではのリンゴですが、このシーズンのりんごは品質が良いものばかりです。
プロたちとの競り合いで苦戦し、高値での競りが続きます。それでも粘り強く挑戦し、最終的にリンゴとナシを30箱以上仕入れることに成功しました。 競りのあとには老舗ラーメン屋台でひと息つくのが定番の流れ。競りがうまくいくと特においしく感じられるそうです。
真弓さんの活躍で激安トマトを大量ゲット!
その頃、名古屋市中央卸売市場・北部市場には、泰典さん一家の次男・将利さんと父・泰典さんの姿がありました。 規模の大きな北部市場からは毎日たくさんの野菜を仕入れますが、ここで泰典さんが電話をかけます。相手は津島市の市場にいる真弓さん。リアルタイムで情報を交換し、より安く仕入れるのが安兵衛流です。
この日は、トマトが割安で手に入ることが判明し、真弓さんがなんと74箱も競り落としました。高温障害で割れているものの、品質は良好。青果店であれば仕入れ後すぐに販売できます。真弓さんは「良いものを廃棄せずに売るのが私たちの役目」とも語ります。 こうして家族が協力した仕入れが終了し、店に集結。真弓さんが競り落としたトマトは1パック100円で並びました。 店頭の激安価格を実現しているのは、徹底したチームプレーの賜物なのですね!
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