立民、来夏の参院選滋賀選挙区に新人の佐口県議擁立 「生活者目線で制度変える」
立憲民主党滋賀県連は26日、来夏の参院選滋賀選挙区(改選数1)に、県連副代表の県議で新人の佐口佳恵氏(51)を擁立すると発表した。 佐口氏は大阪市出身で、関西大卒。大津市内の法律事務所の法律事務職員などを経て、平成31年の県議選の大津市選挙区に出馬し初当選した。現在2期目。 滋賀県庁で記者会見した佐口氏は、女性が家にいることを前提とした現在の国の制度を見直す必要性などを指摘し、「生活者、暮らしの目線で変えたい」と訴えた。 参院選滋賀選挙区では、日本維新の会の現職、嘉田由紀子氏(74)=1期目=が改選を迎えるほか、自民党が新人で元守山市長の宮本和宏氏(52)、共産党は新人で党県委員の佐藤耕平氏(42)の擁立を決めている。 会見に同席した今江政彦・県連代表は野党共闘について、国民民主党、連合滋賀との協力の枠組みを基本にするとした上で、維新との共闘の可能性については「(協議の)チャンネルがない。党本部間の調整に委ねるしかない」と述べた。共産との共闘に関しても「今は全く白紙」とした。