不倫関係は逮捕後も?妻と1歳娘を殺害後…不倫相手に「大好き、大好き」 元看護師の男に“無期懲役”求刑 逮捕後に面会・手紙で「貴方に一生の誓いを…」
「被告人に反省を求めることは不可能」遺族側は死刑を求める
渡辺被告から不倫相手への手紙(一部抜粋): A(不倫相手)への思いは変わらない、今も、これから先も、ずっと生涯何があっても俺はAの味方であり続けます。一分一秒でも早くAの元に帰ります。ずっと伝えたかった言葉で、貴方に一生の誓いを立てさせてください この手紙の存在を知った遺族は、渡辺被告に対しての処罰の感情が大きく変わったという。 検察側: この手紙からも分かるように、春香さんや純ちゃんへの真摯な向き合いはみじんもない。法廷内でも都合の悪いところは「分からない」「よく覚えていない」などと発言し、証言台で口にした謝罪やこぼした涙もその場しのぎで口先だけ。二枚舌の謝罪に遺族の心は踏みにじられている。渡辺被告に「2回死んでほしい」などと、とりわけ強い処罰感情が生まれるのは当然だ そして、自殺偽装や取り調べで虚偽の受け答えをするなど、事件後の態度も芳しくなく、結果はより重大悪質だと量刑への意見をまとめた検察が求刑したのは… 検察側: 被告人に対し、無期懲役を求刑します 検察側の論告求刑が終わると、被害者参加制度を使って、遺族側からの意見が弁護士を通じて訴えられた。 被害者参加制度による遺族の訴え: 渡辺被告は逮捕後も罪と向き合わず、裁判では逮捕後の供述などと違う発言を繰り返していた。少しでも罪を軽くしようとしていた。仮に反省や後悔があったなら、春香や純にもう少し感情を寄せていたはず。3年間、罪を真摯に振り返っていないし、法廷内でも「申し訳ない」と言っていたが、うわべだけの謝罪と涙だった。事件をきっかけに遺族の生活は変わった上に、心の傷は一生癒えない。遺族としては、もともと反省をしてくれさえいればと思っていたが、今では渡辺被告に死をもって償うことを望んでいる。それは逮捕後に渡辺被告が不倫相手と文通を知っているのを知ったからで、その内容を知って激しい怒りを持った。発生した結果も極めて重大で、被告人に反省を求めることはもはや不可能なため、死刑が妥当だと考える
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