「バカ」侮辱メールで都主事免職 55歳、19年度には停職も
東京都は4日、「バカな公務員」と侮辱するメールを都の関係機関に繰り返し送ったとして、会計管理局管理部の藤井啓主事(55)を懲戒免職処分にした。都によると、内部調査に「自分は被害者だ」と話し、侮辱の意図はなかったと主張している。2019年度にも、暴言を含むメールを同僚らに送ったとして停職6カ月の懲戒処分を受けており、都は素行が改善していないことも考慮したという。 藤井主事は21年4月~22年8月、都が主催する健康増進関連のイベントに参加しようとしたが、抽選に落ちたことに不満を持ち「バカな公務員」「下劣な職員」などと記したメールを10回以上送った。