44歳の末続慎吾、来年の東京世界陸上に挑戦を表明「今出来る最高の挑戦をします」
陸上200メートル日本記録保持者で、2003年世界選手権(パリ)銅メダルの末続慎吾(44)が4日、自身のSNSで「末続慎吾は「東京2025世界陸上」に現役選手として挑戦する事しました」と来年、東京で行われる世界選手権を目指すことを明かした。 「今の僕にそれが出来るかもわかりませんし、無茶な事なのかもしれません。でも末続は、「可能か?不可能か?」でなくて、「やるか?やらないか?」で生きてきました。そして、僕は今を走る「かけっこ」が大好きな男。だから、自分が「今」したいかけっこをする。それが末続慎吾。今出来る最高の挑戦をします。自分史上最高の自分で」とつづった。 末続は3日に行われた九州共立チャレンジ競技会(福岡)の100メートルで、10秒98(追い風0・3メートル)をマークしている。 ◇末続 慎吾(すえつぐ・しんご)1980年6月2日、熊本市生まれ。44歳。九州学院高から東海大へ進学。大学在学中の2000年シドニー五輪に初出場し、200メートルで準決勝進出。03年パリ世界陸上200メートルで、世界大会の短距離個人種目では日本勢唯一の銅メダル。08年北京五輪で400メートルリレー銀メダル。100メートルの自己記録は日本歴代8位の10秒03、200メートルは日本記録の20秒03。
報知新聞社