サッカーやめて暴飲・暴食!? 引退後に激太りした元スター選手(4)皇帝の威厳はなし…。現役時代から荒れていたブラジル人
どんな世界でも最大限のパフォーマンスを発揮するために体重管理は大事だが、特にスポーツの世界ではプレーに直結する要素だ。それだけに、現役時代はほとんどの選手が体重をコントロールしており、中にはあふれる食欲を我慢してきた選手もいるだろう。今回は、現役引退後に急激に体重が増加して話題になった人物をピックアップして紹介する。
アドリアーノ(元ブラジル代表) 生年月日:1982年2月17日(42歳) 主な在籍クラブ:インテル、パルマ、フラメンゴ、ASローマ 元ブラジル代表のアドリアーノは、現役時代から不摂生だったことで知られているが、引退後はよりぽっこりとしたお腹が目立つようになっている。 ブラジルのフラメンゴで育ち、2001年にイタリアのインテルに加入したアドリアーノは、フィオレンティーナとパルマでのプレーを経て、2004年1月にインテルに復帰した。シーズン途中加入ながらセリエAで9得点を挙げると、翌2004/05シーズンに16得点を決めるなど活躍。スピードの速さ、フィジカルの強さ、キック精度のどれをとってもトップレベルで、インテルはしばらくFWの心配が要らないと思われた。 しかし、アドリアーノは父の死をきっかけにアルコールに溺れるようになり、練習を無断欠席するなどして、当時の指揮官であるロベルト・マンチーニ監督との関係が悪化した。 その頃からナイトクラブ通いなど不摂生は明らかだったが、ピッチに立てばそのフィジカルの強さは際立っていた。ただ、最近SNSで拡散された動画でアドリアーノがファベーラ(ブラジルの貧困街)のマーケットに繰り出している様子を見る限り、前に突き出たお腹が気になる体型に。インテル時代の険しい表情ではない笑顔が印象的で、インペラトーレ(皇帝)の愛称で親しまれたかつての威厳は全く感じられない姿になっている。
フットボールチャンネル