6月また“値上がり” 電気代、食品、医療費も負担増に…“定額減税”であなたの暮らしどうなる?
日テレNEWS NNN
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6月からの“値上がり”で、あなたの暮らしはどうなる?政府の物価高対策の補助金が 5月で終了することから値上げされる電気料金、そして食品や医療費までも…。生活コストが上がっていくなか、6月スタートの“定額減税”による効果と見通しについて専門家に聞きました。
■調理器具も電気代がかかるのに…
6月の電気料金“値上がり”について、30日夜、東京・吉祥寺のつけ麺店「モンタナ」で聞かれたのは… つけ麺店 店員 「食品とかも上がったり、いろいろ上がっているなかで結構、店も大変」 特に電気代がかかるというのが、この調理器具。 つけ麺店 店員 「チャーシューのために使う。この中にお湯を張って、温度管理できる」 つけ麺店 店員 「営業時間中はずっとつけっぱなし」 ――対策とかは? 「(対策は)電気すぐ消すとか、そういうぐらいしか思い浮かばない」
■大手電力会社10社 “値上がり”
6月使用分(7月請求分)の電気料金は、大手電力会社10社全てで値上がりします。 政府の物価高対策の補助金が5月で終了するためで、標準的な使用量の家庭では、前の月と比べ、東京電力で392円、関西電力で468円、沖縄電力で616円上がることになります。
■オール電化の家計に直撃
自宅がオール電化の人 「うちオール電化なので、電気代が上がるとけっこう家計に響く。最近暑かったりするが、エアコンつけるのも躊躇する」 自宅がオール電化・母親 「(息子が電気を)つけっぱなしよな」 自宅がオール電化・息子 「たまに…」 自宅がオール電化・母親 「1日3回くらい言うよな。電気ついてるよって」 ――6月分から電気代上がるので… 自宅がオール電化・息子 「気をつけたいと思います」
■“充電式”電池を使う若者も
6月分から電気料金の値上がりについて、“充電式”の電池を使ったスピーカーで路上ライブをする男性たちは… 充電式電池を使う ミュージシャン(20代) 「率直に、きついですよ。(電気代を)下げられるなら下げてほしい」 充電式電池を使う ミュージシャン(20代) 「無理だったとしても維持…ずっとそのままでいてほしかった。食費とか削らないといけない」