なぜかズルズル先延ばしに...すぐ行動できる人に変わる「週1回の書く習慣」
「仮行動」の書き方
仮行動は、目安として最低3つは書いてください。 1つ目は、ステップ1で書いた「先週のよかったこと」をさらにバージョンアップするために必要なアクションです。 2つ目は、ステップ2で書いた今週の「勝手にマイベスト3」を実現するために必要なアクションです。 3つ目は、ステップ3で書いた「悩み・課題・不安」を解決するためのアクションです。 つまり、ステップ1から3の各項目につき、最低でも1つずつ、合計3つの仮行動を書き出します。仮行動が3つに収まらなくてもOKです。特に、ステップ2で書いた今週の「勝手にマイベスト3」のすべてを実現したい場合、それぞれの実現に必要な仮行動を書き出したくなる方もいるでしょう。仮行動を3つ以上書くことは大歓迎です。 ここまでの3ステップで「現在地」(ステップ1及びステップ3)と「目的地」(ステップ2)が明確になりました。カーナビと同じで、現在地と目的地の2つのポイントが明確になることで、はじめてルート選択ができるようになります。 行動できないのは、「現在地」と「目的地」のどちらか、もしくは両方が不明確で、どう動けばいいのかわからないからであることがほとんどです。逆にこの2つが明確であればあるほど、そのギャップを埋めるためのアクションプランも立てやすくなります。 参考までに、すでに実践されている方の「仮行動」の実例の一部をご紹介します。 ・読みたい本の第1章を読む ・仕事関連の本を1冊流し読みする ・新しいプロジェクトの目標を紙に書く ・仕事の悩みを相談してみる ・週の半分でいいので日記を書く ・家族と一緒に映画を観る ・朝一番の時間を大切にする ・散歩する ・気づいたら10秒笑顔 ・最低1日1回は上司とコミュニケーションを取る ・ToDoリストを更新する ・転職先についてリサーチする ・毎日1分でいいからストレッチ ・勉強会に参加する ・家庭菜園を始める
大平信孝(メンタルコーチ)