虎のソナタ 最後の場にさせない「大山コール」 思いよ届け!!2008年「ハマの番長」のように
オマケに、ファン感謝デーは〝去っていくかもしれない〟選手に、ファンが直接、思いを伝える最後の場になるかもしれない…。例年とはちょっと趣きが違う舞台になった。原田が伝えてきた。
「最後に選手がグラウンドを引き揚げていく際に、大山コール、原口コールが沸き上がったんですが、思いは伝わったのかなぁ」
最近、テレビでよく目にするのは、DeNA・三浦監督が現役時代の2008年オフ、FA宣言した際の映像だ。
宣言して、獲得に乗り出した阪神球団の首脳とにこやかに交渉。その後、ファン感謝デーでベイスターズの熱狂的ファンから「残って!」と懇願される。熱意に心を打たれた「ハマの番長」は残留を決断。生涯ハマ戦士を貫いた男は、今では日本一監督になり、胸を張って言う。「横浜に残って良かった」-。
ファンの声が歴史を変えた典型例だ。阪神ファンの声、大山に届いたのだろうか?