【ウインターカップ速報】福岡大附大濠が決勝進出、IH王者・東山に快勝[広告バスケ]
福岡大附大濠が2年連続13回目の決勝進出
12月28日、「SoftBank ウインターカップ2024令和6年度 第77回全国高等学校選手権大会」男子準決勝で、インターハイ王者の東山(京都①)とU18日清食品トップリーグ覇者の福岡大附大濠(福岡①)が対戦。2Q31-16としてリードを作った福岡大附大濠は後半リードを広げて84-58で勝利。2年連続13回目の決勝進出を決めた。 【写真】東山×福岡大附大濠フォトギャラリー(33点)をチェック 先制したのは福岡大附大濠。No.8渡邉伶音がトップからドライブするとスピンムーブを入れてレイアップ。これがバスケットカウントとなり、東山No.6カンダ・マビカ・サロモンは早くも2ファウルでベンチに下がった。一方、東山はNo.11佐藤凪、No.15ウェトゥ・ブワシャ・エノックのフリースローで得点する。 その後、東山No.11佐藤がジャンパーを決めたが、福岡大附大濠はNo.8渡邉、No.7見竹怜が得点し、残り3分強で13-7とした。その後もトランジションからの速い展開でシュートを決めていった福岡大附大濠が15-9としたが、東山は最後にNo.11佐藤がジャンパー、No.7南川陸斗が速攻を決めて福岡大附大濠の15-13で1Qを終えた。 2Q初得点は東山。No.14中村颯斗が右コーナーから3Pシュートを射抜く。さらにNo.8小野寺星夢も2Pシュートを決めるが、福岡大附大濠はNo.14髙田将吾、No.8渡邉、No.15サントス・マノエルハジメが3Pシュートを決めるなど、シュートの打ち合いになった。両チームが 3Pシュートを決め合うが、本数で勝る福岡大附大濠が残り4分17秒、No.7見竹のフリースローで37-26とした。クォーター後半、東山はターンオーバーが重なり得点が伸びず。対する福岡大附大濠はNo.14髙田が3Pシュート、No.7見竹、No.15マノエルハジメがドライブからレイアップと良いオフェンスを展開。46-29とリードしてハーフタイムを迎えた。前半、福岡大附大濠は2Pシュート成功率64.7%を記録したうえ、3Pシュートを6本成功させた。 3Q、福岡大附大濠は開始5分で11-2のラン。57-33とさらにリードを広げた。東山はNo.11佐藤が積極的にシュートを放っていくと、ここまで2得点だったNo.5瀬川もレイアップも決める。これをきっかけにしたい東山だったが、福岡大附大濠はすぐにNo.10榎木璃旺が3Pシュートを射抜いて反撃の芽を摘む。福岡大附大濠の67-38、29点差として3Qを終えた。 大差を追いかけての4Q、東山は1年生ガードのNo.14中村、さらにNo.4松島慎弥が3Pシュートを射抜くと、No.14中村がスティールから速攻を決めるなど、いい形を作る。それでも福岡大附大濠は残り5分で73-46と大差をキープする。 東山はNo.5瀬川がドライブから技ありシュートを決めると3Pシュート、フリースローを成功と本来の得点力を見せた。東山は最後に気迫を全面に出してプレーしたが、福岡大附大濠も最後まで集中してオフェンスを展開。84-58で勝利し、決勝進出を決めた。 福岡大附大濠はNo.8渡邉が18得点、No.13湧川が14得点、No.7見竹が13得点、No.14髙田が12得点、No.15マノエルハジメが11得点と5人が2桁得点をマーク。東山はNo.5瀬川が後半11点して13得点、No.11佐藤が12得点、No.14中村が11得点を奪った。福岡大附大濠は2Pシュート成功率が56.8%(21/37)、3Pシュート成功率が37.9%(11/29)とシュート精度の高さが際立っていた。