トヨタKP61「スターレット」で孤軍奮闘! 日産B310「サニー」でないと勝てないレースでなぜ? 思い出が詰まった愛車を紹介します
1度だけ表彰台に上がったことも! まだまだ進化する予定
JCCAのTSカップは、レギュレーションでエンジン排気量が1310ccまでのTS-1クラス、1310ccから1510ccまでのTS-2クラスという2つのクラスが存在する。 カナザワさんのKP61スターレットは4K改エンジンで1430ccのためTS-2クラスとなり、総合的なハンデとして50kgのウエイトが積まれているそうだ。 「100ccの排気量差に対して50kgのウエイトハンデはきついですね。トップスピード、ブレーキ、コーナリング、さまざまなことに影響してきますから。それでもサニーじゃないと勝てないと言われているこのカテゴリーで、1度だけ3位で表彰台に上がったことは思い出に残ってます」 すでに3Kエンジンのクランクを入手しているというカナザワさん。ウエイトハンデの無くなったTS-1クラスでリスタートを切る計画もあるという。 「TSカップでは少数派のKP61ですが、これからも頑張って走ります! 現在、メンテナンスしてもらっているのがウチダテクノサービスさんなのですが、エンジンなどを作ってもらってから劇的に速くなりました。K型エンジンにとても詳しくてウチダさんとコンビを組んでからは俄然やる気が出ています」 長年の思いに加えて、現在進行形でのチームワークもKP61での参戦の新たな意気込みとなっているカナザワさんであった。
奥村純一(OKUMURA Junichi)
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