ヤマハ発動機の通期予想、営業利益を下方修正した理由
ヤマハ発動機は6日、2024年12月期連結業績予想(国際会計基準)の営業利益を2月公表比250億円減の2350億円(前期比3・7%減)に、当期利益を同150億円減の1600億円(同1・0%増)に下方修正したと発表した。電動アシスト自転車や4輪バギー、ロボティクス、マリンの各事業の市況悪化の影響を踏まえた。売上高予想は2兆6000億円で据え置いた。 【一覧表】ヤマハ発動機の決算詳細 同日発表した24年1―9月期連結決算は、売上高が前年同期比7・7%増の1兆9768億円で、1―9月期として過去最高となった。営業利益は同0・8%増の2009億円。ブラジルやインド、インドネシアでの2輪車販売台数の増加が増収に寄与した。2輪車は通期でも好調が継続する見通しだ。