【阪神】藤川監督、大事な場面で活躍できる選手熱望「1軍の端っこでというのは求めてないので」
阪神藤川球児監督(44)が1日、「球児イズム」全開で高知・安芸での秋季キャンプをスタートさせた。まずはセレモニーで「優勝を奪還できるように」と地元高知のファンへ堂々の宣言。ブルペンに高低を意識させるゴムひもを設置したり、高卒3年目の捕手、中川勇斗(20)には外野練習に挑戦させるなど、球児カラー全開。豊富なアイデアと指導で、選手たちを大きく成長させる秋にする。 ◇ ◇ ◇ 藤川監督の一問一答は以下の通り。 -選手の表情も明るかった 「各コーチも積極的に、打撃でも小谷野(打撃チーフ)コーチも指導したり、どんなことを指導してるのといったら、すぐ教えてくれるので、今日の段階では良かったんじゃないかなと思います」 -地元高知でのスタート 「海がきれいだなというのと、安芸市の役場の方も、すごく活気にあふれてるんですけど、もっと若い世代が…。僕自身もそうですけど、若い世代がさらに中心になって、やっていくような街にもしなきゃなと思いながらと。先輩たちの元気には頭が下がります」 -キャンプのテーマを改めて 「テーマに没頭というところを掲げているんですけど。練習の合間は少しリラックスして全然構わない。野球は間のスポーツですから、プレーが止まりますから。その一瞬、一瞬、スイッチが切り替わる選手の表情とか、そういう瞬間を、見てますね。僕自身は」 -投手陣は 「すごく成長を遂げているな、という投手がいましたね。時間がかかるな、という選手もいますけど、1つずつチームの糧となるようなそういう選手がいたかなと思います」 -開幕までの5カ月。2軍からはい上がっていく雰囲気は 「ありますね。ここから17日間磨いていくんで、その中で決して折れることなく、やってほしいなと思う。ギリギリの攻め際にしないと、レギュラーシーズンで、大事なところでという選手を求めてるので。ギリギリ1軍の端っこで、というのは求めてないので」