AFC北地区制覇を目指すボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソン（Getty Images）

NFLのレギュラーシーズンは、日本時間12月22日から第16週に突入する。残り3週はプレーオフ争いがヒートアップし、毎週が激戦だ。 【動画あり】【NFL】2024年スーパーボウルのハーフタイムショー出演者は誰？ 報酬・歴代出演者一覧 第16週の注目カードは、現地時間25日（日本時間26日）に行われるマンデーナイトのサンフランシスコ・49ers対ボルティモア・レイブンズだ。49ersは、11勝3敗でNFCトップ。一方のレイブンズも、11勝3敗でAFC最高勝率をマークしている。第16週以降で両カンファレンスの最高勝率チームが対戦するのは、1970年以降では2度目の出来事だ。 敵地に乗り込むレイブンズは、先週に勝利したおかげでここ6シーズンで5度目のプレーオフ進出が確定。今週も勝利して2019年シーズン以来のAFC北地区制覇に向けてまい進したいところ。今季のレイブンズは、ロードでNFL最高勝率の6勝1敗とアウェイを得意にしている。 対する49ersは、先週にNFC西地区優勝を飾り、目指すはNFC第1シード。レイブンズ戦は絶対に落としたくない戦いだ。 試合のカギを握るのは地上戦。レイブンズは、ランの1試合平均獲得ヤードがNFL1位なのに対して、49ersはランの1試合平均喪失ヤードがリーグ3位。また、レイブンズのランディフェンスはNFL1位で、49ersオフェンスはNFL2位。両チームは攻守でリーグトップクラスだけに見ごたえある試合になること間違いない。 その他では、全チームが勝率5割以上とハイレベルな争いを繰り広げるAFC北地区のピッツバーグ・スティーラーズ対シンシナティ・ベンガルズの同地区ライバル対決。ハイパーオフェンスが持ち味のAFC東地区首位のマイアミ・ドルフィンズは、ダラス・カウボーイズ戦に勝利すれば、同地区2位のバッファロー・ビルズの結果次第で地区優勝が決まる。 第15週までを終えて、プレーオフ進出が決まったのはNFC3チームとAFC1チームのみ。プレーオフ進出枠はNFCが残り4、AFCは6とまだまだワイドオープンだ。プレーオフの残りのイスをかけた熾烈な争いは、これからいっそう面白くなる。