【徳山ボート・GⅠ周年記念】優勝戦はSG覇者らが1号艇包囲網
<28日・徳山ボート・5日目> 【記者コラム・河野強の「強行採穴」】 丸野一樹が準優戦を逃げて、優勝戦1号艇を獲得した。ただ、今回の優勝戦はそう簡単には逃がしてくれなさそうだ。 丸野、上條暢嵩を除く4人がSG覇者。2号艇の峰竜太は「仲がいいからこそ、過去の経験をいっぱい伝えて、優勝戦までプレッシャーを与え続けます(笑)」と冗談を飛ばしたが、機力はトップクラスに仕上がっている。 3号艇の白井英治は「地元なので気合を入れて挑みます。20代のターンをしないといけないですね」。地元タイトル奪還とあって気合はいつも以上にみなぎっていた。
4号艇の池田浩二はSG10Vのタイトル保持者。「気になるところがないのがいい。優勝戦はほぼこのままで」とあくまで自然体で臨み怖い存在だ。 「Sもつかめてきている」。6号艇の吉川元浩は2007年のグランプリのトライアルで、6コースからSを踏み込み1着をもぎ取り、グランプリ制覇につなげた経験を持つ。 要するにV戦は簡単には逃げられないということだ。 ▼12R 峰、白井、池田、吉川のアタマと2着の丸野で中穴狙い。2346―1ー全。