フィギュア日本女子、GPメダル数「12/15」圧倒的 GPファイナルもすでに3人進出決定
◆フィギュアスケート ▽グランプリ(GP)シリーズ第5戦・フィンランド大会 第2日(16日・ヘルシンキ) 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)で自己ベストをマークして首位発進した昨季GPファイナル3位の吉田陽菜(木下アカデミー)は、131・59点、合計199・46点で優勝。GP2戦連続表彰台で、2季連続のGPファイナル(12月・フランス)進出を決めた。 また、SP4位の松生理乃(中京大)も、フリー1位の134・20点、合計199・20点で2位に入り、GP2戦連続の表彰台となった。 日本女子は、第2戦のスケートカナダ、第4戦のNHK杯で表彰台独占するなど、ここまで「10/12」でメダルを獲得してきたが、第5戦フィンランド大会も日本女子がワンツーフィニッシュを飾った。GP5戦を終えて、GPメダル数の「12/15」を日本女子が占め、圧倒的な数となっている。 最後のGP第6戦・中国杯には、GP第1戦・スケートアメリカ2位の渡辺倫果(三和建装・法大)、GP第3戦・フランス大会3位の住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)、GP第4戦・NHK杯2位の千葉百音(木下アカデミー)が出場。3選手はいずれも、GPファイナルの可能性を残した上での戦いで、日本勢でも、し烈な表彰台争いが予想される。 GPシリーズの成績上位6人によるGPファイナルは、日本女子では樋口新葉(ノエビア)、坂本花織(シスメックス)、吉田が進出を決めた。男子ではGP連勝の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が出場権を確保した。
報知新聞社