目指すはスイッチゼロ!Google初搭載のホンダ新型アコードでクルマのスマホ化ついに本格化?(小沢コージ)
SUVに興味のない年配層にはもったいないくらいのデキ
さらに重要なのは、PLAYストアからダウンロードできるアプリで、スポティファイやアマゾンミュージックはもちろん、YouTubeミュージックも使えるも。他にも海外のサードパーティー系ラジオアプリも選べるようで、このあたりは画期的。 残念なのはまだLINEやmessengerなどSNS未対応なことで、これらが音声操作で使えるとリアルな走るスマホ的になるはず。 そのほか車両サイズこそデカくなったが、走りのカッチリ感は上がり、自慢の2ℓハイブリッドのe:HEVも大幅進化して、電動スッキリ感は倍増。 先進安全も最新の全方位運転支援のホンダセンシング360を初搭載。500万円超えの価格やセダンスタイルはともかく、ホンダの凄さが結集している。SUVに興味のない年配層にはもったいないくらいのでき映えなのだ。 何より一般的注目は、今後この車載グーグルがどこまでホンダ車に搭載されるかだ。フィットや今年出るはずのコンパクトミニバン、フリードに搭載されたらマジで画期的。クルマが動くスマホのように使える日も、そう遠くないかもしれない。 (小沢コージ/自動車ジャーナリスト)