長崎市中央卸売市場で初競り 野菜や果物は収量減で単価上昇
テレビ長崎
長崎市中央卸売市場で野菜などの初競りが行われ、威勢のいい声が響き渡りました。 5日朝、長崎市中央卸売市場の初競りでは野菜と果実あわせて203トン、およそ1億940万円の取り引きが行われました。 2024年と比べおよそ62トン減ったものの、取引額は1400万円あまり増えました。 青果店の人 「2025年も頑張ろうかなという気持ちで競った」 「今からイチゴは味が良くなってくるから食べてもらいたい」 長崎でじま青果によりますと、野菜、果実ともに2024年の猛暑や暖冬の影響などで収量が減り、中でも旬のミカンは出荷量が昨シーズンの6割にとどまり、例年より単価が上がっています。 長崎でじま青果 加藤愛久 専務取締役 「1月いっぱいまで高い品目もありますけど、3月になると野菜全体で例年の相場に戻ると予想しています」 物価高の影響はもうしばらく続きそうです。
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