【皐月賞・厩舎直送】シンエンペラーが〝マル外〟初の制覇へ 3戦連続の舞台で真価発揮へ「調教時計は今までで一番と言っていいくらい」
[GⅠ皐月賞=2024年4月14日(日曜)3歳、中山競馬場、芝内2000メートル] シンエンペラー(牡・矢作)はフランス生まれの外国産馬で、デビューから4戦オール連対。〝マル外〟が同レースに出走可能となった2002年以降の最高着順は14年アジアエクスプレス、20年ダーリントンホールの6着。勝てば史上初の外国産の皐月賞馬が誕生する。 「正直、まだ体に緩さはあるけど、調教時計は今までで一番と言っていいくらいに出ている。デキは悪くないし、息遣いも問題ない。昨日(7日)の坂路の調教も予定通りに行えたので」と吉田助手は近況を伝える。 ホープフルS、弥生賞は連続2着。当舞台(中山芝内2000メート)は今回で3戦連続となるだけに舞台経験が生きるのは間違いない。 「前回は馬場の悪いところに入ってモタモタしていたけど、最後は伸びてきてくれたから。結果が2着だっただけで内容は悪くなかった。競走条件は気にしていない。スムーズな競馬で力を出せれば」と同助手は期待を込めた。
東スポ競馬編集部